無線LANの導入でスマホの通信費用が削減できる!

ご家庭からビジネスシーンまで、今やなくてはならないのが「スマートフォン」ではないでしょうか。屋内・屋外問わず利用でき、その普及率は全人口の7割という調査結果も出ています。アプリ・SNSと様々な機能が使えて便利な反面、個人やビジネスにおいても「バケット代」でお困りの方は多いのではないでしょうか?

そこで今、注目されているのが「無線LAN」いわゆるWi-Fiです。既に無線LANを工事(導入)している方もおられると思いますが、ここからはスマホを無線LANに接続するメリットと接続方法をご紹介いたします。

▶目次

  1. スマホを無線LANに接続するメリット
  2. スマホに無線LANを設定する手順
  3. まとめ

1、スマホを無線LANに接続するメリット

スマートフォンでインターネットを利用する際、基本機能として「携帯回線」と「無線LAN(Wi-Fi)回線」のどちらかを選択して通信を行っています。また、携帯回線よりも無線LAN回線の方が通信速度は速いという特徴もあります。

無線LAN回線を利用する最大のメリットは、パケットを消費せずにインターネット通信ができることです。そのため、オフィス内にいる時は無線LAN回線に接続する様に設定する必要があります。

言い換えれば、携帯回線でインターネット通信を行うとポケットを消費し続けるので、大容量のパケット通信を行うことは避けた方が良いでしょう。具体的には、

  • 動画の閲覧
  • 画像の数が多いサイトの閲覧
  • アプリや高画質画像のダウンロード

といった閲覧、ダウンロードなどを行う場合は、会社に戻って無線LAN回線を利用するとパケットの消費が抑えられます。

現在、法人契約でスマホを利用している法人の方は、法人向けのプランに加入していると思います。その際、基本料金とは別にデータ定額サービスにも加入することになるのですが、月々の利用量に応じて料金が設定されています。当然、使う量が多ければ料金も高くなってしまいます。

そこで、無線LANを工事(導入)している法人の方は、出来るだけ安いデータ定額プランに加入して、パケット通信はできるだけ無線LAN回線を利用し、外出先ではアプリ未使用時でもバックグラウンドでパケット通信をしているアプリがあるため、バックグラウンドで通信する必要のないアプリは設定をOFFにしましょう。

特に、アプリの自動更新がONになっている場合はパケットの消費が激しいため、無線LAN接続時のみにアップロードする設定を行いましょう。こうすれば、アプリの自動更新を防ぐことができます。

このように、現在お使いのスマートフォンに無線LANを設定しておけば、パケット通信代が大幅に削減することができるのです。

2、スマホに無線LANを設定する手順

それでは参考までに、お使いのスマートフォンに無線LANを設定する手順をご紹介します。

「Android」「iPhone」共通

➀「設定」⇒「Wi-Fi」を選択

➁ON/OFFのスイッチを右にスライドしてWi-FiをONにします。ONにすると利用可能な無線LANアクセスポイントの
SSIDが自動で取得され一覧で表示されます。利用するアクセスポイントのSSIDをタップします。
どれを選択していいのかわからない場合、無線LANルーターの側面や裏面などに記載されている「SSID」を確認してみましょう。

➂選択するとパスワードの入力が求められるので、無線LANルーターに記載されているパスワード(KEY)を入力して「接続」をタップすれば完了です。

接続ができていれば、ステータスバーにWi-Fiのマークが出現し、現在Wi-Fiを使った通信ができていることを教えてくれます。

3、まとめ

無線LANを工事(導入)することでネットワーク環境が整うだけでなく、ご紹介したように通信費の削減にも一役買ってくれます。

現在のビジネスにはスマホは欠かせないものになり、特に通信料でお困りの法人の方も多いかと思いますが、チョットして工夫で通信費を削減することができるのです。


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